こんにちは。フレデリカです。
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劇場版 Infini-T Force - 感想まとめ
作品情報
劇場版 Infini-T Forceの3つのポイント
全体感想/45点。
健のまっすぐさがまぶしすぎます。どうしてもドモンが邪魔をしてきますが(笑)
やはりメインは健とジョーでしょう。本作としては他のヒーローはどうしても露払いになってます。
コンドルのジョーによって浮かび上がる大鷲の健のまっすぐさ
本作のメインテーマですね。南部博士の思惑さえも、これの触媒でしかないです。
南部博士の言うところの「希望の正義」と「暗い正義」。
”子供が見ているからやめろ”が両者を象徴してました。
ま、「暗い正義」がこなさなくちゃいけないことがあることも多く、「希望の正義」の影でこなして死んでいく物語も多いけどね。本作とか、銀英伝のロイエンタールの最後とか。
戦隊もののあるある
ガッチャマンは、もちろんゲッターロボ、コンバトラーVなどなどこんな感じだったなぁと思いながら見てました。
- まっすぐなヒーロー。子供があこがれやすい
- 斜めに構えてる。上のヒーローにちょいちょい突っかかる
- コメディリリーフ。大食い。難しいことは考えない。
- ヒロイン。
- 5歳ぐらい年下の子分
こうして見てみると、価値観の違いで真っ向からぶつかるのは上の二人までですね。
CGはちょい前のゲームみたい。
龍が如く2(2006年発売の方。最近の極じゃない方)ぐらいに見えます。
それを何よりも感じたのは佐々岡のスーツのピッチリ感。ボディペインティングしているみたい。おっぱい、腰回り、お尻、足。すべてが体にぴっちり。
よく見るとヒーローもそんな感じでぴっちりなんですよね。バトルスーツとはそういったものだから気づかなかったけど。
いや、、、本作より龍が如く2(上の方ね)の方が服を着ている感じがあるなぁ
バトルシーンは、サシで戦っているときに脇からとんでもない一撃を加える!って演出が多すぎません?多対多のバトルだからこそできる表現だけど、特に南部博士戦はそんなんばっかでした。
丁寧な設定といい加減な設定
丁寧なところといい加減なところの差が激しい
丁寧な設定
平行世界とネクサス・特異点をきっちり説明しています。南部博士が佐々岡に説明しているときは丁寧すぎて少し寝ました(自分の軽いびきで起きた)。
他に南部博士が脅威だと思っていたのは、宇宙からの来訪者ではなく他国だったとかいう設定は面白かったよ。
南部博士は要するに「平和ボケした日本に鉄槌を!」の初期版だよね。悪役のよく言うやつ。
他に丁寧すぎると感じたのは、笑が捕まってきているときに飛び込んできた健の「発信機をつけておいたんだ!」かな。丁寧すぎるというか、あの瞬間に「笑に発信機をつけておこう」と思うのは無理があるというか。
いい加減なところ
劇中内の流れはこんな感じです。
- 南部博士の式典
- ビル破壊&ダミー騒動
- 南部博士拘束
- 南部博士が拘束されたまま飛行機に乗る
- 南部博士、飛行機で帰ってくる。
- 南部博士、ガッチャマンスーツを着てバトル
- ネクサス濃度の開放。ビルが倒れるかもしれない
1の式典で集まった人たちが、7の頃も現場にいる可能性があるらしいんですよ。ってことは、1~7を劇中の時計で3時間ぐらいでやってるってことだよね?
飛行機に乗るのも、そこから戻るのも2,3日必要なんじゃないですかね?国レベルの出来事ってことになってるし。てか、2.ビル破壊のところで警察が入ってきて退避命令が出るか。
「細かいこたあいいんだよ!」で済ませていい部分かもしれないですが、説明の濃度がこうまで違うと気になっちゃいますよ。
あ、最後の最後にガッチャマンに対抗できる銃を4丁爆破してましたが、それで済む話じゃないと思うよ。時間はかかるかもしれんが生産は可能でしょう?(それとも南部博士が作った対ガッチャマン用銃だったから二度と作れないのかな?)
劇場版 Infini-T Force のベストシーン
佐々岡の再登場のシーンのお尻。
ジョーのスポンサーとして出てきたとき、佐々岡は後ろ姿でした。その時のスーツがお尻にぴっちり。