フレデリカは日本映画ばっかり見ています<ネタバレ>

内容を知っている方だけどうぞ。ネタバレで感想や評価を書いています。たまに批評・解説になっちゃっているところもあり。評判は一通り書いてからチェックしています。

映画『来る』80点/妄想GO!「あれ」は二匹いる/ネタバレ感想と評価

来る

こんにちは。フレデリカです。

画面を直視できなかったところが3か所ありました。怖いのダメなんだよ!

 

来る - 作品情報

作品情報

kuru-movie.jp

あらすじ&鑑賞前感想

www.youtube.com

オカルトライター・野崎のもとに相談者・田原が訪れた。最近身の回りで超常現象としか言いようのない怪異な出来事が相次いで起きていると言う。田原は、妻・香奈と幼い一人娘・知紗に危害が及ぶことを恐れていた。野崎は、霊媒師の血をひくキャバ嬢・真琴とともに調査を始めるのだが、田原家に憑いている「何か」は想像をはるかに超えて強力なモノだった。民俗学者・津田によると、その「何か」とは、田原の故郷の民間伝承に由来する化け物「■■■■」ではないかと言う。対抗策を探す野崎と真琴。そして記憶を辿る田原…幼き日。「お山」と呼ばれる深い森。片足だけ遺された赤い子供靴。

来る || TOHOシネマズ

 怖いのダメなんだよぉ、、、、。

でも中島監督でしょ。小松奈々さんでしょ。

うちのブログでは聖域となっているエース記事「渇き。」の方々なんですよ。

 

このブログを続けるモチベはこの記事がアクセスを保っているからかもしれん

www.frederica-movie-review.com

勝手に恩と見に行く義理を感じてます。

絶対面白いもんだと信頼もしているし。

 

ちくしょー、見に行ってやる!こえーよ!!

 

ここから先は 来る の感想です。ネタバレしてます!!

劇中で妖怪を「がんごぜ」と言ってましたので使わせてもらいます。ひらがなだと文章の中で埋もれてしまうので「ガンゴゼ」表記してます。

  → 元興寺 (妖怪) - Wikipedia 

来る - キャラクターと俳優

もうちょっと少なくしたかったんだけど、誰も外せなかったよ!

2chまとめサイトで見かけるような人も少なくない。ググりながら書いているんですが見つからないです。見つけたらリンクを張っておきます。

野崎 - 岡田准一さん

「物語は最初に登場した二人で締めることが最高の流れ」と信じている私が後半の主人公として受け入れられたことに驚き。登場だってかなり遅かったのにね。

原作では三部構成で最終部の主人公らしい。けど本作は明確な区切りはない。なのにすごく自然にすんなり主人公の座に座りました。

田原香奈 - 黒木華さん

一番悲しい運命の人。自己肯定力が低く、人と接することを恐れて慣れてこなかったから、秀樹に騙されてしまいました。秀樹が死んだ後も秀樹のことをうまく消化できずに過去に引きずられたまま死んでいきました。

比嘉真琴 - 小松菜奈さん

野崎のところで書いた「物語は最初に登場した二人で締めることが最高の流れ」でいう片方を担った人。最後に野崎とベンチで座ってました。

登場でめんどくさそうにしていたのに、勝手に田原家を訪れるほどの情熱。普通なら、ご都合主義と矛盾と言い出しそうなんだけど、本作では納得している。

原作と中島監督の腕としか言いようがないんだけど、こんなにすんなり野崎と真琴を後半のメインとして受け入れられたのか自分でさっぱりわからない。

 

中盤で真琴が仏壇の大きなお札を破るとガンゴゼの猛攻が来ます。

あのお札が呼び寄せて破ったのが遅かったのか、守ってたのに破ったから侵入されたのかわからない、、、、。

あのお札を持ってきたのは津田だよね。ガンゴゼに操られるまま津田が目印になるように持ってきたのか、

本当は本当にご利益があるお札(でも津田が持ってきたんだよなぁ)で邪魔だから、ガンゴゼが野崎の声色を使って破棄させたのか。

 

キャバ嬢霊媒師という設定ですが、強力な霊能力を持つ女芸人さんなら聞いたことがあります。TBSラジオのバナナムーンゴールドで紹介されてました。

真琴は霊力を欲して努力した僧ですが、こちらの方はデフォルト装備で強力な霊力をもって生まれたそうです。

彼女はそちらの力ではなく芸で生きていきたいそうなので、この紹介の仕方は彼女の本意ではないかもしれないけど。

 加藤誉子さん → たまには、ひろしの分類を。 | 加藤誉子のブログ 頭の中がちらし寿司✨

 

 

津田大吾 - 青木崇高さん

最初からガンゴゼに囚われた人。

高校生のころから秀樹をマウンティングしていたらしいけど、秀樹がガンゴゼに改めてタゲられたのは法事の時。

ガンゴゼには結婚式で目をつけられたかな?

スーパーの店長 - 伊集院光さん

ラジオで撮影のことをしゃべってました。映画の全容を捉えきれずに映画の中での自分の役割を把握しきれない。なので本作のテーマのことは忘れて「店を回すのを優先順位の第一に置くスーパーの店長」として演じたそうです。

それにしても伊集院さん痩せたなぁ。

比嘉琴子 - 松たか子さん

超然とした人。霊を扱うのに黒いレザー服を着て雑多なラーメンを食べてビールを飲む。使い古されているけど今どきなひねり方。

それを見せておいての祭壇を作っての退魔の正装はずるいよ。終わりの始まり感が盛り上がりすぎだよ。

田原秀樹 - 妻夫木聡さん

たまに2chまとめで見る人だ!

sinitaiyo.doorblog.jp外面がよい父親だから、他人に父親のグチを言うと、「あんないいパパの悪口を言うもんじゃないよ」とたしなめられる状態。

※そんな父親から逃げた家族の記事を読んだことがあったんだけど、見つけられませんでした。

 

彼は彼なりに家族を大事にしていたつもりなんですけどね。ただし自己完結だったけど。

 

来る - ネタバレ感想 ( 80 / 100 )

妖怪は負の意識の集合体。

テーマはわかりやすかったですね。「お互いを大切にして、ちゃんと相手を見よう」。

 

一昔前だったり金がなければ「妖怪を装った誰かの仕業。やはり怖いのは妖怪ではなく人間」ってことになりそうだけど、最終的にとんでもない大掛かりな除霊になってた!

 

怖がりな私は目をつぶってたシーンも多かったですが、私が一番恐れていたドン!シーンは見る羽目になったよ。

だって真昼間に観光気分のおばちゃんがのるタクシーのシーンは緩和のシーンだと思いながら見るじゃん。血まみれの手形が突然やってくるとは思わないよ!ビビったよぉ!

香奈が死ぬところで、ドアの隙間から除く母親もがっつり見ちゃったよ、、、。

俺が目をつぶってたところは、俺が恐れていた演出はなかったんだろ?俺がヘタレだって証明されただけなんでしょ。

くそー、中島監督め。すっかり踊らされたよ。

んで、クライマックスは目が離せなかったよ。中島監督の狙い通り、手のひらで遊ばせてもらいました。

 

ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場の金曜日はいつもの通り人がいませんでした。その姿を誰に見られることなくビビれたのはありがたかったけど、周囲に人がいないのが怖くもあったよ(笑)

 

ガンゴゼが秀樹にとりついた理由

ブログ更新を具体例にして自己顕示欲の塊として描かれていた秀樹。香奈とのすれ違いはガンゴゼが取り憑く隙を作りました。

クライマックスは千沙を守るために野崎と真琴が琴子に歯向かいました。

 

最後は一大スペクタクルになっていたけど、最初に提示されていた「お互いを大切にして、ちゃんと相手を見よう」につながってたのはお見事でした。

思いやりがないと世界は崩壊するよというテーマが描かれていた、、、はきれいで単純すぎかな。

 

秀樹の矯正は難しいよね。彼としては本当に「俺は妻子を大事にしている」と思ってるんだもん。周囲に褒められることが、妻子を大事にしていることに直結していないとわからせるには時間がかかりそうだ。

 

ガンゴゼのとりつきの流れ

秀樹が小さいころ神隠しにあったチサちゃん。ガンゴゼに魅入られた彼女は山に行って帰ってきませんでした。

そのガンゴゼは法事で帰郷していた秀樹に目を付けます。ばあちゃんが指さした先にいたんでしょうね。

本格的にとりついたのは秀樹がロビーに行ったときに誰もいなかったときでしょうね。法事の時は霊的に守られていたので手が出せなかった。

その後、秀樹の自我でガンゴゼは成長し、千沙にとりついた。

 

千沙に移った瞬間?

 

秀樹の嘘

森の中でチサちゃんが言ってた秀樹の嘘ですが、戸の向こうにいたガンゴゼに「いないよ」と言ったことかな。家は霊的に守られてたから入れなかった。

それを嘘というなら、森のシーンの時点でチセちゃんはすでにガンゴゼに取りつかれていたってことになる。

千沙のオムライスの国の夢。

最後の夢を見るに千沙はちゃんと秀樹の気性を受け継いだようです。

だって、オムライスの国に自分しかいない。ママも真琴もパパもいない。

それは自分の中で世界が完結する世界です。秀樹のように。

 

バカ"の"深読み

バカ"な"深読みではないです。

常人がたまに変なことを言った時の言動が「バカな」、

日常的に変なこと言っている人の言動が「バカの」。

 

劇中で名前がついていないものに便宜上「ガンゴゼ」と名前を付けて、私の中で現状を実像に結び付けやすくなりました。(名前には現象を整理・具現化する力を持つとパトレイバーで言ってました)

それと上でこんなこと書いてます。

中盤で真琴が仏壇の大きなお札を破るとガンゴゼの猛攻が来ます。

あのお札が呼び寄せて破ったのが遅かったのか、守ってたのに破ったから侵入されたのかわからない、、、、。

あのお札を持ってきたのは津田だよね。ガンゴゼに操られるまま津田が目印になるように持ってきたのか、

本当は本当にご利益があるお札(でも津田が持ってきたんだよなぁ)で邪魔だから、ガンゴゼが野崎の声色を使って破棄させたのか。 

これを書いてからリアルで二時間ぐらい経過してます(買い出しに行ってた)。

んで思いついたんですよ。

 

ガンゴゼって二匹出て来ているよね?

秀樹に憑いていたのと、千沙に憑いていたの。

千沙に憑いていたガンゴゼの侵入を防ぐために、秀樹に憑いていたガンゴゼがお札を野崎に届けさせた?目的は”千沙を守るため”とかハートフルなものじゃなくて、”自分のテリトリーを奪おうとする外敵を排除するため”。

 

秀樹を殺したのはもしかしたら千沙に憑いていたほうかも。憑いた相手は殺すんじゃなくて取り込もうとするようだから。

、、、、あれ?そうすると、

中盤で秀樹に殺される時に

  包丁隠して鏡を割れ!って携帯に電話した琴子は千沙に憑いていたガンゴゼで

  家電にかけてきた琴子は秀樹に憑いていたガンゴゼか!?

あのシーンに琴子はかかわっていなかった?

 

この時、千沙には既に別のガンゴゼが、、、、

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<秀樹に憑いていたガンゴゼが殺した(芋虫を使役)>

会社の後輩君、タレント霊媒師(柴田理恵さん)、 野崎

<千沙に憑いていたガンゴゼが殺した(子供の霊を使役)>

秀樹、退治しようとした人たち、千沙(生還)、真琴(生還)、香奈

 

中華屋まで追ってきてタレント霊媒師(柴田理恵さん)の腕をちぎったのは秀樹のガンゴゼ。混乱に乗じてタクシーで電話してきたのは千沙のガンゴゼ。

 

最終決戦前に霊媒師に除霊されていた秀樹は、秀樹に憑いていたガンゴゼそのものなのか、、、、。

 

あー、でもなぁ、靴屋で千沙は赤い靴を選んで「”お姉ちゃん”と同じ」って言ってたんだよなぁ。”お姉ちゃん”って、秀樹の幼馴染のチサの事だよね。

それはガンゴゼは一匹で秀樹から千沙に引き継がれたってことかなぁ。頑張って理屈をひねれば、秀樹のガンゴゼも千沙は視認していたってことにできるけど、、、うーんん、、、、

 

千沙が”お姉ちゃん”を見た瞬間?

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ま、物語の受け取り方は受け取る側次第ということで。

妄想は楽しいですね。「渇き。」の時みたいに一週間頭の中で遊んでいられるかな?

来る のベストシーン

映画のキモ

中盤の入り口あたり。居酒屋で津田大吾(青木崇高さん)が言っていた。

「人は都合の悪いことは全部妖怪のせいにする」

妖怪は人間の負の部分の集合体。

 

その後、秀樹は真琴に

「奥さんとお子さんを大切にしてください」と言われます。

秀樹はキレてますが、見ている側は納得したよねー。

きれい・かわいい・色っぽい

真琴の自室に 無造作にぶら下がっていた洗濯物のブラ。

不倫現場はそうでもなかった。

来るの評判

**/5.0 (yahoo映画 2018/**/**)

 

その他

私のこと

書き終わった!これでやっと皆さんの記事を見に行ける!

 

かなり乱暴な妄想としてガンゴゼ2匹説を書いたんだけど、

皆さんが当たり前のこととして記事を書いてたらどうしよう、、、、赤っ恥だよ。

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私はブログに執着してた秀樹の姿は笑えない立場ですね。

この記事書くのにどんだけかかってるかチェックしたくないし、

書き終わったらずっとanalytics見ているんだぜ?

せめて、書き終わったらブログとanalyticsに張り付くのはやめないとなぁ。

タグ

監督:-中島哲也さん-

脚本:-岩井秀人さん- 

俳優:-岡田准一さん-  -黒木華さん-  -小松菜奈さん-  -青木崇高さん-  -柴田理恵さん-  -太賀さん-  -伊集院光さん-  -松たか子さん-   -妻夫木聡さん-

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