フレデリカは日本映画ばっかり見ています<ネタバレ>

内容を知っている方だけどうぞ。ネタバレで感想や評価を書いています。たまに批評・解説になっちゃっているところもあり。評判は一通り書いてからチェックしています。

太陽の坐る場所/スクールカーストの上のほう

久しぶりのツタヤだけ作品。ま、高校時代の俳優陣の演技は今後頑張ってもらうということで目をつぶっていきましょう!

 

暴走でもいい、自分の意見に自信を持っていこう!

静かなシーンが続いてついついyahoo映画の評価を見てしまいました。退屈な青春群像とか、つまらないけど懐かしかったって書いてありました。

これを書き始める前にキャプチャのタイトルとamazonの評価を見ました。

結果思ったこと。私のブログです。好き勝手なことを書こう。

 

太陽の坐る場所【Blu-ray】

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島津くん、その女はやめとけ!

高校からずっと憧れてきたユキちゃんはお前さんに手におえる相手じゃないし、お前さんは恋愛の駆け引きでチカラを発揮するタイプじゃないだろう!

雨の日に島津君を部屋に入れて、何事もなかったかのように下着姿になってバスローブをはおり、男からの電話で出かけるから帰れというようなオンナ。

価値観のベクトルがお前さんとまるきり違います。やめておきなさい。

 

では暴走気味の「太陽の坐る場所」のネタバレ感想です

響子が女王の座から陥落した事件が衝撃的に出てくるもんだと思ってました。

でもはっきりとした事件はなかったんでしょうね。静かに人が離れていったと。

もともとスクールカーストの上のほうにいたから人が集まっただけで、人気者の彼氏を失い弱いところが発覚すれば人が離れていく程度だったと。 

 葛西もそんな感じでしたが一人だけ残ってくれた友達がいました。

 

仕事人。ユキ

話を引っ掻き回す自分の仕事をかっちりやって、さっそうと画面から消えたユキ(森カンナさん)。今日子のはっきりとした拒絶が心地よかったですね。

さ、ニューヨークの5番街に行ってパンでもかじりながらウィンドウショッピングとしゃれ込みましょう。

森カンナ写真集 『 Pearl Road 』

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クラス替え初日、名前を奪われたということ

今日子の戦い(?)は名前を奪われたところから始まりました。 倫子がいじめられたからいう正義感ではなく、自分の居場所を取り戻すために、ですね。「りんちゃん」と呼ばれ、自分の権力の象徴としてぶら下がれる日々。笑っていますが、屈辱ですね。

太陽は近いようで遠くにある。拝みはするけども、親しいものは別にいる(ユキはみちこの手を放しちゃったわけだけど)。日食は遮光フィルムを使わないと見れないよね。

響子の大事なものをちょとずつそぎ落としていきました。そして自分の立場と居場所を取り戻しました。

 

水川あさみ 写真集 『 29 』

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マスコット清瀬くん

wikiを見てはっきりしましたが、原作ではクラスの中心人物です。クラスカーストの一番上。だから今日子は響子から奪ったし、清瀬響子が自分をマスコットぐらいにしか思ってないことを気づいてました。

高校の頃のカーストトップとしての「清瀬くんが彼氏」はわかったんですが、大人になってからの「清瀬くん」の意味がうまくくみ取れてません。

ラストは二人で清瀬くんに会いに行こうってことで終わるけど、、、、どういうこと?今日子のほうが顔を合わせずらいってのは昔の男だから?

うーん、、、、わかんないなぁ。

 

女優美学III (東京カレンダーMOOKS)

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「太陽の坐る場所」のみんなの評価

低評価。画面的に派手なシーンもなくつまらないと。

私も最後に響子がクラスで立場を失った事件の大立ち回りがあると思っていたので人のことは言えないのですけどね。

 

太陽の坐る場所 (文春文庫)

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追記:ちょっと調べました。

小説では、相手の呼び方として、ひらがなと漢字を使ってかなりややこしくしてます。みちこちゃんは「倫子」。”りんちゃん”が誰を指すのか話を進めないと分からない。

その辺の小説としての仕掛けは置いておいて、本題です。

高校時代に事件は起きています。映像化されています。その事件は「大騒ぎになるはずだった。けど、ならなかった」という事件です。ユキちゃんとかとんでもないトラブルメーカーとして猛威を振るったんだろうな。

 

直接関わるシーンの流れは以下の感じです。()は映画の中で表現されてません。小説の中でもおそらく表現されていないでしょう。

  1. ユキに踊らされた響子はミチコちゃんを閉じ込める
  2. それを知った今日子はミチコちゃんを助けに行く
  3. 響子が今日子を体育館に呼び出す。男を取られ、立場がガタガタになり始めた響子は自分がクラスの中心であることを証明するために倉庫に隠れる。
  4. (ミチコには今日子一人だったが、自分はそうじゃないと思いながら待つ)
  5. (誰かが、、、というか、みんなが心配で駆けつけることを当たり前と考えて待つ。)
  6. (天岩戸の前で天照大神を呼ぶようにみんなが呼ぶと確信を持って待つ)
  7. (どうやって出ればドラマチックか考えながら待つ)
  8. (今日子の悔しそうな顔を考えてニヤニヤしながら待つ)
  9. (待つ)
  10. (待つ)
  11. (待つ)
  12. 誰も来ないので自分で出てくる。今日子もいない。自分が誰にも心を通わせていない虚像の太陽だったことを知る。

 

響子が倉庫から出てきたシーンはなんとなく覚えてます。「そりゃ勝手に隠れりゃだれもこないよ」と思ったのを覚えている。そのまま閉じこもっているわけには行かないから話しの都合上出てきただけだと思いました。それが心配してくれる友達がいるミチコちゃん(=取り巻きどもはちゃんと親友がいる)との対比とは気づかなかったなぁ。

ただ、文章まで持ち上げられなかったけど、伝えたいことは受け取れてたかな?だからこそ、ろくでなしブルースの葛西篇を張ったわけだからね。(負け惜しみかな?)

 

ただ、大人フェーズがまだ分からない。地元から出るのがいやなのは新しいところで信頼関係を作るのが怖いだけ?マスコット清瀬にどんな意味が?

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